デスクトップでの使用、サーバサイドでの使用

Perforce QACによって提供されるインターフェースには、次の2つの主要な使用パターンがあります。

  • 開発者がデスクトップで使用
  • 自動化された「ビルド - テスト - デリバリ」のワークフローの一部として使用

デスクトップを使用することで、開発者は問題の訂正を迅速に行うことができます。 開発者にとっ て、単体テストが通常実行されるのと同様に、バージョン管理システムに任意のコードをチェックインする前に、解析を実行することを推奨します。 ほとんどの場合、開発者のIDEから直接解析を実行し結果を確認することが出来ます。 サポートされていない IDE が開発に使用されている場合はQA·GUI を使用することができます。

サーバ側で使用する場合は通常、継続的インテグレーションワークフローの一部として、もしく は夜間ビルドプロセスとして実行されます。 QA CLI コマンドは、スクリプトから呼び出すことができ、CI ツールからも呼び出すことができるため完全な自動化が可能です。 Jenkinsプラグインも使用可能です。

理想的には、サーバ側での処理は更なる解析と配信のためにValidateなどのポータル(または、レガシーポータルのPerforce QAC Dashboard)にアップロードされるべきですが、Perforce QACには QACLIから直接実行できるレポート機能もあります。

サーバ側での処理オプションは、通常サーバ側のみで設定されるため、Perforce QACの解析結果が確実にオーディットトレイルに反映されます。

この2つの使用パターンは連携して機能します。 デスクトップでの使用は、サーバ側の処理で発見される問題の数を最小限に抑えるうえで役立ちます。 同様にこれらの結果がサーバから得られるということは、デスクトップでこのオプションの処理をスキップすることができるため実行速度が向上します。